こんにちは!
痛みと歩きの改善専門整体Conditioningアシスト大和店の木村です!
「スイングするときに痛い」
「練習後に痛い」
「寝返りだけでも痛くて寝れない」
なんてゴルファーはよくいらっしゃいます。
慢性的に腰痛に悩んでる、なかなか治らずにもうあきらめて付き合っていくしかないと考えている方は多いかもしれません。
しかし、それは適切なアプローチを受けていないから腰痛が治らないんです。
正しい治療をすれば腰痛は改善できます!
今回で腰痛講座は8回目になりますが、今日は回旋型腰痛について書いていきます。
名前の通りひねることで痛みがでる腰痛のことです。
ゴルフでは基本的にひねるスポーツですからひねるという動作で痛みが出やすく、またパフォーマンスを下げやすい腰痛になります。
ゴルファーの回旋型腰痛について
回旋型腰痛は回旋動作時に痛みが出る腰痛になります。
代表的な疾患は腰椎分離症、仙腸関節障害、筋筋膜性腰痛症、椎間関節性腰痛症などがあげられます。
スイング動作時の各関節の動きは下図のようになります。
図のようにゴルフのスイングをみてみると、一言に回旋動作といってもそれぞれの関節が複合的な動きをしています。
寛骨前後傾、仙骨傾斜、下位胸郭内外旋・股関節回旋動作で回旋動作は成り立っています。
ですので、どこか一つ問題を起こしているとスイングがスムーズにできなかったり、負担をかけて動いてしまうので痛みが出てきます。
また、問題を起こしている関節が一つとは限りませんし、一つ問題が出てくるとほかの部位の問題も出てきやすいです。
ですので細かい分析は専門家に相談することをお奨めします。自分でできるところは自分でやりながら専門家に相談してコンディショニングや痛みの改善、パフォーマンスアップを行うことが一番効率が良いと思います。
良い意味で専門家を利用してもらえばと思います。
ゴルファーの回旋型腰痛の特徴
ゴルフで痛みが出る方の特徴は以下のような方が多いです。
1.練習後に痛みがでる
2.スイングするときに痛い
上記のような症状が多いのはなぜか?
1.練習後に痛みが出る
練習しているときはさほど気にならず、終わった後に痛みを感じる人は多いと思います。
これは筋肉が温まっているからです。また、練習中は交感神経が優位になってます。
そうなると、血流がよくなり、筋肉も温まりますので痛みが感じづらくなります。
お風呂に入ってるときは楽になったり、ホッカイロをはると痛みを感じにくくなるのも同じです。
練習後、体が冷えてきたりすると筋肉も冷えるので痛みを感じやすくなるのはこのためです。
2.スイングするときに痛い
これは単純にひねる動作を繰り返し行っているから痛みが起きやすいです。
姿勢や動作が崩れていても1回、1回はそれほど問題はありません。
ただ、これが10回、20回と回数が増えていくと話は別になってきます。
しかし、痛みが出る人とでない人がいますよね。
その違いは何かというと、単純に筋力の違いの人もいれば、身体の使い方の問題の人もいます。
多いのは、誤った動作で繰り返し動作を行うと局所に過度な負担を強いることになり、過負荷となり結果として、痛みが出やすくなってきます。
1回1回の負荷は少なくても繰り返し同じ場所にかけ続けることで痛みはでやすくなります。
ゴルファーの回旋動作の制限因子
先ほども述べたように回旋動作自体、複合的な動きになるので各関節の多方向の動きが必要になってきます。
屈曲・伸展パターンの動きが制限なく行えているかチェックしてみてください。
屈曲パターン⇒腰痛講座②
伸展パターン⇒腰痛講座⑤
まとめ
回旋型腰痛は複合的動作になるので屈曲・伸展型の動きができていないと正しく動けません!
ですので前の二つがしっかり行えることが大事になります!
少しでもゴルファーの方の腰痛がなくなるお手伝いができればと思います!
より細かく分析、改善したい方は痛みと歩きの改善専門整体Conditioningアシスト大和店へご相談ください!